私たち「高勝の家」が使用する杉材は、メイド・イン・ミヤギ。宮城の森で育った木をふんだんに使って家づくりをし続けています。日本に建っている住宅のうち、木の家の割合は60%近く。そして、2019年に新築された一戸建てのうち約90%を木造住宅が占めています。
多くの人たちに愛されている木造住宅。構造や手軽さだけで90%の人たちに選ばれているとは到底思えません。木の家に住むメリットは、どこにあるのでしょうか?
暮らしの空間が自然の素材で包まれている。これが木の家に住む最大の魅力と言っていいでしょう。森にいるような癒しの香り、手で足で触れたときのやわらかな触感。そして目にやさしい木の風合い。木の家が、心も体もリラックスしたすむ人の「健康」をつくりだします。
ウッドエッグガーデンのモデルハウスに足を踏み入れた多くの人から「イイ香り!」という声をよく聞きます。それが木の香り、自然の香りです。
暮らしの空間が、天然成分100%のエッセンシャルオイルで満たされている。木の家は、心や体のトラブルを緩和してくれるアロマテラピーなんです。
木目が見える空間は、なんともゆったりした気持ちになるものです。実はそれも木の特性。木目の規則正しさと不規則が織りなす1/fのゆらぎ。
そして、表面の細かな凹凸が光を散らし、紫外線も吸収するのでまぶしさが軽減されます。木が生み出す心地よい空間には、しっかりとした理由があるんです。
無垢の木でつくられた床に立つと、足元からやさしさを感じます。木の床はあたたかくやわらかなので、子どもたちがゴロゴロと寝そべる姿をよく見かけます。「お行儀悪いからやめなさい!」なんて言わずに、一緒にゴロゴロとしてみてください。きっと無垢床の気持ちよさが分かるはずです。
今まで杉材の抗菌効果は広く知られる事実でしたが、2021年2月、九州大学の清水邦義准教授によって、杉の無垢材がインフルエンザウイルスA型の感染力を99.9%以上低下させることが確認されました。
そこで気になるのが、私たちの生活を脅かす新型コロナウイルス。インフルエンザウイルスと同じくエンベロープという膜があるウイルスのため、同様の効果を発揮する可能性があるとのこと。私たちの想像も創造もおよばない自然の力が、住む人の健康を守ってくれそうです。
©WOOD EGG PROJECT ALL RIGHTS RESERVED.
PRODUCED BY TAKAKATSU GROUP