「ソファで横になると、自然の中で寝ているみたいな開放的な気持ちになるんです。」K様邸は、奥様のそんな言葉が象徴するような住まいだ。
K様夫婦の趣味は、アウトドアやバーベキューなど自然の中で過ごすこと。それもあって家づくりも「自然素材あふれるナチュラルな家」をテーマに進んでいった。すぐそこに大きな桜の木が見える郊外に建てる、というのもK様らしい選択だ。
桜が見える建物裏側には広々としたウッドデッキを設置。春になったら家族や友達を読んでここでBBQしたい、とにこやかに教えてくれた。
LDKはこのウッドデッキを囲むようにレイアウト。リビング・デッキ・キッチンに一体感を出すことで、外と中を自然と行き来できるような空間になっている。
リビングに明るさをたっぷり運ぶ採光窓は、ソファに腰掛けるとちょうど桜の木が見えるように配置。春になるとこの場所がお花見の特等席になる。キッチン側からLDKを見渡すと、窓が外の風景を切り取る額縁のよう。景色含めて絵になる空間だ。
今年お子さんが誕生するK様夫婦。家づくりにおいては「子どもも含め、家族が一緒に過ごす時間を大切にしたい」という想いも込めた。
例えば人が十分すれ違える程余裕のあるキッチンや広々とした洗面スペースは、日常的な家事の間も家族一緒に過ごしたいという気持ちからできあがっている。
洗面スペースは横に広いだけでなく、コンセントも両側に配置することで、ドライヤーやヘアアイロンを二人同時に使えるように工夫。身支度する時間も家族の楽しい時間になりそうだ。
展示場で体感した「無垢床」の質感に感動して、高勝の家での家づくりを決めたというご主人。空間全体に無垢材を活かしたデザインをしているが、それと合わせて導入した「MUKU冷暖」もこの冬大活躍したのだという。
「今まで住んでいたアパートは、暖房をかけても床が冷たくて大変だったんですが、ここに越してきて家中がどこも暖かくて驚きました」と奥さま。「今年の冬は寒い日も多かったですが、寝室も暖かくて。寝ている間に布団を蹴ってしまうこともあるんですよ(笑)」と笑顔を見せた。
「寒い日に帰ってきてもいつでも暖かい、というのが幸せですね」とご主人。そのあたたかさもあってか、家が早く帰りたい場所になったという。
「快適なだけでなく、木や小物など、落ち着けるものを集めた自分たちのための家ですから、本当にほっとできる空間です」という言葉からも、家づくりへの満足度を感じられた。
今後の過ごし方について尋ねると、猫を飼う予定があることを教えてくれたK様。実は猫を迎える準備は万端で、家づくりの段階でトイレスペースやキャットウォークをしつらえていた。
「今後は庭づくりやDIYをしながら徐々に住まいに手を加え、自分たちらしくしていきたい」とおっしゃるお二人。お子さんや猫と、家族が増えていくにつれどのように住まいが育っていくのか、楽しみになるひとときだった。
注文住宅の「W.ell」は、木のぬくもりと年中快適に過ごせる確かな性能を兼ね備えた住まいを提案。
また、湿気・寒さ・風向き・地震など、宮城に暮らすうえで配慮するべき気候風土を考えた素材選び・間取りデザインを実現している。
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