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古き良き文化を大切に、お正月を過ごす

しめ飾りなどのお正月飾りは、新しい一年の幸せへの願う、古くから伝わる日本の伝統のひとつです。
昔から伝わる風習だからこそ、難しいのが作法やマナー。でも、一番大切なのは、家族が健やかに一年を過ごせるよう思いやる気持ちのはず。
今回は、気軽に素敵にお正月を迎えられる。そんな暮らしをお届けします。

2020.11.27

新しい一年のはじまりだからこそ、思いを込めて

一昔前の日本では、玄関先にしめ飾りを飾るのが一般的でした。子どものころの記憶を辿ると、大掃除をした後にお正月飾りの準備をする親の背中を思い出す人も少なくないのではないでしょうか?

しめ飾りは、「年神様(としがみさま)を迎える準備ができていること」をお知らせするもの。玄関に飾ることで、災いが外から入ることを防ぐとされています。

シンプルだからこそ目に付く、昔から伝わるデザインのよさ

スーパーマーケットやホームセンターなどでも購入できるしめ飾り。でも、山積みにされた大量生産のしめ飾りに違和感を覚えるかたもいらっしゃるのではないでしょうか。

今回玄関に飾るのは、栗原市のわら細工職人さんが、一つひとつ丁寧に手づくりした「玉飾り」。お正月らしい、きらびやかな装飾はあえてつけず、シンプルに、素朴な稲わらの風合いを活かしたデザインが特徴です。玄関だけでなく、インテリアオーナメントとして壁に飾っても素朴な美しさが際立つはず。100円ショップで購入した飾りでデコレーションしても楽しいかもしれません。

大切なのは、決まりごとではなく年神様をお迎えする「気持ち」です。

「紅梅花」と名付けられた水引は、コンパクトな室内飾りにしてもOK

最近では立派なおせち料理を用意する家庭も減っているようですが、お正月の食卓も少しの工夫で素敵に変身します。例えばこちらの水引は、お酒のボトルに掛けるだけでお正月気分満載に。

こちらは、福岡で活躍する水引デザイナー・長浦ちえさんによる「TIRE(タイヤー)」。格式ばったイメージを持たれがちな水引を、従来のスタイルにとらわれない自由なアイディアとセンスでキュートに仕上げています。

こんな素敵なお年玉をもらったら、きっと素敵な思い出になるはずです

そして、お正月といえば「お年玉」。子どもにとっては中身の金額が気になるのでしょうか。でも、子どもたちとのつながりが「お金」という現実、少し寂しくないですか?

「はい、お年玉」と手渡すのは、新潟県長岡市の小国和紙でつくられた「ふくら」。和紙を立体的に成形した、文字通りふっくらとおめでたいデザインの「ふくら」は、裏を開けるとポチ袋に。
大きくなった子から親へ、日ごろの感謝を一筆添えた「お年賀」としてもよいかもしれません。

額入りのものもご用意しているので、お年玉としての役割を終えたあとも壁飾りや小物入れとして大活躍してくれます。

床の間は季節感を演出するのに最適な空間のひとつです

お正月を素敵に過ごす楽しさを知れば、「縁起物」と言われるそれぞれに込められた思いも気になるはず。そして、昨年よりも元気な笑顔が生まれたなら、きっと年神様も笑顔になってくれるのではないでしょうか。

商品紹介

玉飾り

サイズ:約H530mm
素材:稲わら
生産地:宮城県栗原市
価格:2,530円(税込)

TIER「紅梅花 / koubaika」

サイズ:W45×H120×D10mm
価格:1,463円(税込)

ふくら

サイズ:W145×H145×D22mm(額装)
備考:桐枠付き・壁飾り用ピン2本付き
価格:2,200円(税込)※額装なし1,430円(税込)

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