「すごく素敵なラグがある!」私たちと米沢緞通の出会いはSNSにアップされた写真でした。実物を見たくてさっそく米沢にお邪魔したのが2020年春頃のこと。小さな四角形の中に、大胆に描かれたグラフィカルな模様。そしてとっておきの肌触り。その際にうかがった「たたずまいを引き上げるものをつくりたい」という言葉が気になり、2020年夏に工房を見学させていただきました。
形や数値では表せない「たたずまいのよさ」をつくる人・環境について、米沢緞通滝沢工房の皆さんにお答えいただいたインタビューをご覧ください。
会津塗りの特徴のひとつとして完全分業制が挙げられます。ろくろを挽いて木工に携わる木地師(きじし)。木地師がつくった木工に漆を塗る塗師(ぬし)。塗師が仕上げた漆器に蒔絵を施す蒔絵師(まきえし)。それぞれがそれぞれの道を極めることで、上質な会津塗りができあがります。
今回は木地師の小椋さんと長谷川さんに、それぞれの技を見せてもらいました。
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