季節によって場所を移動するモンゴルの遊牧民は、移動式の住居に住みました。長く続く冬の寒さが特徴のノルウェーでは、屋根の上に芝や木を植えるあたたかな家があるそうです。
それでは宮城に住むということは?高勝の家がご提供するのは、宮城の気候風土に寄り添った家づくり。長年つちかった知識と技術で導き出した仕様です。
宮城で家を建てるということは、この土地の気候や地形に寄り添って生きるということ。私たち高勝の家は、繰り返される地震や夏の湿度、冬の寒さや強い西風など、宮城の気候風土をしっかりと考えた家づくりをしています。
だから私たちの家は、どんな土地でも快適に暮らせる最高性能ではなく、宮城に住むための必要性能の家なんです。
安心して暮らせるということは、家づくりにおいて最重要視すべきポイント。地震に負けない構造を確保する責任が住宅会社にはあります。
地震が多い宮城県に家を建てるからこそ、わたしたちは「耐震性能3」という最高値にこだわります。耐震性能3は、連続した震度7の揺れにも耐えられる耐震基準の約1.5倍の強度。安心安全に住んでいただきたいから、この数値を絶対条件として家づくりをしています。
そして大切なのは、設計図をもとに家を建てる大工さんら職人の腕。その技術によって、家の耐震強度や気密性、美しい仕上がりなどの品質に大きく差が出てきます。
私たちは地元の職人ネットワーク「棟勝会(とうしょうかい)」をつくり、最新技術を勉強し、常に最善の家を建てられる万全の体制を整えています。
とは言え、高価で手がでない!となると大問題。最近よく耳にする「コスパ」という言葉。日本語にすると「品質に対する費用」と言い換えられます。でも、本当にコスパのよい家づくりって単純に「安い家」のことなのでしょうか。
一般的な「コスパのよい家づくり」では、家を建てる初期費用だけを見がちです。そこで落とし穴になりがちなのが、20年、30年と住み続けることで発生するメンテナンス費用。そこまで含めて、家づくりのコスパを捉えるべきだと私たちは考えます。
高勝の家は「トータルコスト」の家づくり。永く住み続けるうえで生まれるメンテナンスが少なくなる仕様や性能をデザインしています。だからもしかして、家本体の価格だけで見れば他社と比べて少しだけ高いかもしれません。
でも、家づくりは一生に一度の大きな買い物。私たちは、建てる人にとって「かしこい家づくり」をご提案します。
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