家に帰ったら、日常から離れたくつろぎ感がほしかった。そうおっしゃるK様。昨年の冬完成したばかりのお宅にお邪魔すると、そこには京都に小旅行に訪れたような不思議なくつろぎがあふれた住まいでした。
住宅街でも目を引く、クラス感のある和モダンデザイン。ここが今回お邪魔するK様邸だ。京都の町屋や料亭をイメージした和モダンなデザイン。古民家を思わせる落ち着いたトーンのブラウンでまとめ、丸窓でデザインにアクセントを加えている。
1日の仕事を終えたら少し日常を忘れてくつろぎたい。誰しもが持つそんな願いを住まいで形にしたK様。 「生活感をあまり感じさせない、家とは少し違うくつろぎ感を楽しみたかった」というご主人。デザインテーマには京都の料亭や町家のような和モダンテイストを選んだ。 扉を開けると奥へと細く伸びる玄関は、まさにそんなコンセプトを感じさせてくれる、わくわくする空間だ。
若い木の明るい色合いよりも、小京都の建物のようなシックな木の色が好きだとおっしゃるご主人。 梁表しや建具、インテリアは古民家を思わせる落ち着いた木のトーンで揃えた。 LDKは壁や段差を設けず、リビングダイニング・キッチン・たたみスペースを一つながりに。
ゆったり夫婦で食事やお酒をたのしめるよう、和食料理店のようにデザインしたダイニング。 季節のお花や丸い照明が雰囲気をより盛り上げている。
奥様がキッチンに立っている間は、ここでお仕事をされることも多いというご主人。 別々のことをしながらも、お互いの気配を感じあえる二人のお気に入りのスペースなのだとか。
奥様が希望されたたたみスペース。お二人とも、設計時からここで過ごす時間を楽しみにしていたそう。 お月見などの季節のイベントを催したり、ごろりと横になって本を読んだり。 日常を少し贅沢気分で楽しむ空間として活躍しているようだ。
こだわりの洗面デザインは奥様のセンスが光る。 テクスチャが際立つ黒の洗面ボウル、鏡面を丸で統一。遊び心のある照明の影が空間デザインに彩を添えていた。
玄関を挟んで左側の扉を開けば、居住スペースとはまるで違った開放的な空間! ハーレーダヴィッドソン乗りのご主人。バイクのメンテナンスやお仲間とのコミュニティスペースとしてインナーガレージを設けた。 こちらのデザインテーマはお二人が好きな「ハワイ」。 棚や収納、飾り照明は引っ越し以来DIYに目覚めたご主人によって作られたそう!
休日も早起きするご主人は、朝はここで過ごすことが増えたそう。 「もともとコーヒーはあまり飲まなかったんですが、引っ越ししてからここで飲むようになりましたね笑」 たしかに、このアメリカンな空間にはコーヒーがぴったりだ。
注文住宅ブランドの「高勝の家」は、「みやぎが育んだ木の家」をテーマに、木のぬくもりと年中快適に過ごせる確かな性能を兼ね備えた住まいを提案。
また、湿気・寒さ・風向き・地震など、宮城に暮らすうえで配慮するべき気候風土を考えた素材選び・間取りデザインを実現している。
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